2015年8月7日金曜日

見えない部分のこだわり@ポケット編

バッグのインナーポケットといえば、インナーに1枚の布を文字通りポケットとして縫いつけるのが一般的な方法ではないでしょうか。
sacoche forのインナーポケットは、ちょっとかわったつくりになっています。

これは、製作途中のインナーの画像で、上下2枚の布が合わさっている部分がポケットの口になっていることがおわかりでしょうか。
マジックテープで閉じられたこの状態だときれいにツライチになっていて、サコッシュにものを出し入れするのもスムーズに出来そうですよね。

マジックテープを剥がすと、こんなかんじに口を開きます。
つまり、上下2枚の布がインナーそのものの生地になっていて、その内側にもう1枚布を貼りつけてポケットにしているのです。
…と、画像と文章だけでそんなつくりなのかを説明するのはとても難しいのですが、ポケットひとつにもTOMOKABANのこだわりがあるんだと気づいていただければと思って書きました。