2015年7月27日月曜日

TOMOKABAN in サイクルマラソン阿蘇望2015

熊本県サイクリング協会主催のサイクルイベント・サイクルマラソン阿蘇望に、今年もスタッフとして参加してきました。しかし今年は、九州南岸に接近していた台風12号のため当日朝になって中止が発表されることに…
参加者の安全確保を優先しての決定でしたが、中止の発表が当日の開会式で行われたこともあり、大きなため息がその場を包んでいました。昨年も荒天のためAコース120kmがその半分で中断となってますから、今年こそはと参加した方が多かったことでしょう。それは、スタッフとして参加していたわたしたちもそうでした。例年、参加者を見送って出迎える役目を仰せつかっているわたしたちも、出来ればそうしたかった…
中止となったとはいえ、この日まで準備に苦心して、当日も早朝から忙しく立ち働き、中止が決定されても休むことなく撤収作業…多くのスタッフがそうだったように、私たちがひと息つけたのはそれらがほぼ終わった頃…やっとありつけたダゴ汁とおにぎりの心尽くしの朝食が、小雨交じりになって少し肌寒くすら感じるようになった風の中でとても温かく滲みてきました。
そんなこんなで、ブログ記事に出来るほどの写真を撮ることが適わなかったわけですが…

夜明け前。
厚い雲が空を覆っているものの、黎明を迎えようとしています。

ボランティアスタッフも、続々と終結中。

雲はあるものの、かろうじて阿蘇五岳が見渡せます。

明るくなるに連れ、少し晴れ間が見えてきました。

上空の雲が去って、朝日が姿を見せてくれました。
この頃になると、駐車場も埋まってきています。

誰もが、今年は走れるに違いないと思った瞬間。
実際には、このちょっと前に小雨が降ったし、阿蘇山頂には雲が乗っかってます。

いつもボランティアとして参加してくれる、頼もしい友人たちと。

開会式の前に降った小雨のあと、晴れた空に姿を見せてくれた虹。
この日、台風の影響が強風となって実際に出たのは夕方になってからでした。
しかし、この一連の写真をご覧いただいてわかる通り、分刻みで天候が変化していき、それはまるで阿蘇を舞台にした一大気象ドラマを見ているかのようでした。
予定されていたスタート時刻以降には阿蘇山頂付近には厚い雲がかかってい、そこは強い風と雨に見舞われていたようで、台風の影響がなくてもこの地の気候の厳しさを昨年に続いて知ることになったのでした。

そんな中、駐車場への誘導を担当したTOMOKABANスタッフがsacoche forをこんな風に使っていました。
ちょっとわかりにくいのですが、駐車場の場所を示す矢印が描かれたプラダンの手持ちボードをsacoche forのサスペンダークリップで留めていたのです。
こうすることで両手が自由になって、ドライバーへの誘導指示がとてもやりやすかったのだとか。サスペンダークリップがプラダンにしっかりと噛みついて、ちょっとやそっとのことで落ちることがなかったようです。
このクリップは、ワンタッチで開閉できる特長などもあって、そもそも福祉の現場などで物品の落下防止のために用いられているもので、つまりこれが本来の使い方なわけですね。
もちろん、写真のようにマスコットをぶら提げることもできますよ〜
では、また来年…来年こそはいい天気でありますように。