2017年11月1日水曜日

11月11日はやっちゃばフェス


11月11日(土)に東京秋葉原で開催される自転車&飲食オンリーの即売会・展示・フリーマーケットの第9回 っちゃばフェス
TOMOKABANも、サコッシュをつくっている当人であるカバ子がその当日に単身上京してブースに立ちます。
単身でとはいえ、それはTOMOKABANとしての話で、今回は、まめぞう屋さんアンゼンダイイチさんとの合体配置でブースが組まれるので、心強いことこの上ありません。
加えて当日は、信州長野からのパワフルな助っ人も加わる予定で、鬼に金棒とはまさにこのことです。

さて、今回はやっちゃばフェスに持っていく予定のサコッシュを紹介させていただきたいと思います。

ブラック+キナリ+薄キャメル(サーバルキャット風)

まずは、黄色と黒のトラ柄のサコッシュ…トラといっても、キナリで繋いでいますから、柔らかい印象になっています。
それもそのはず、このサコッシュのモチーフにしたのはネコ科のなかでも小型のサーバルキャットなのです。
小型だとはいっても、わたしたちの周りにいるイエネコよりもひとまわりは大きいそうですよ。

薄キャメル+キナリ+グレー(スナネコ風)

続いて、同じネコ科のスナネコをイメージした、黄色とキナリ、グレーの優しい色合いのサコッシュ。
スナネコは、砂漠地帯に棲む変わり種のネコで、得意の穴掘りで掘った穴のなかで日中を過ごし、気温が下がった夜になって活動するそうです。
その足裏は、毛が長くなっていて、熱い砂の上を歩くのに適しているといわれています。

薄キャメル+キナリ+ピンク(フェネックギツネ風)

次は、スネネコモデルより更にソフトな色合いのフェネックギツネです。
このサコッシュ、黄色にピンクが加わって、同じ北アフリカのスナネコよりも砂漠な雰囲気があり、デザートカラー好きのミリヲタさんにはピンとくるカラーリングかもしれません。
フェネックギツネは、イヌ科のなかでも最小のものとされ、大きくなっても体重が2kgどまりと小型犬として知られるチワワよりずっと小さいのですが、身体は小さくても耳がとても大きく、つぶらな瞳で、大層ラブリーなルックスを持っています。
このフェネックギツネ、その愛らしさと人懐っこさから、世界各国はもちろん、我が国でもペットとしても飼われ愛されている例があるようです。
ただし、スナネコと同じく穴を掘る習性があるので、家の床に穴を開けられたり庭に掘った穴から逃げられたりしないようにくれぐれもご用心。

花紺+キナリ+薄紫(アライグマ風)

フェネックギツネと同じイヌの仲間のなかから、今度はアライグマです。
アライグマといえば、テレビアニメ「あらいぐまラスカル」でも知られるとても愛らしい生きものですが、そのこともあってペットとしても飼われ、我が国でもそうやって原産地の北米から入ってきたものが野生化して、タヌキなどの似た生態系を持った日本在来種の縄張りを荒らしたり農作物への被害をもたらす困ったちゃんとしても知られています。
とはいえ、そうなったのはあくまで人間の都合で、アライグマにはなんの罪もありません。
TOMOKABANのsacoche for(サコッシュ・フォー)マルチカラー・花紺+キナリ+薄紫(アライグマ風)は、倉敷帆布の薄紫のカラーを余すことなく活かし、アライグマの微妙な色彩を表現しています。

濃赤+キナリ+ピンク(トキ風)

ここまで、哺乳類ばかり紹介してきましたが、しんがりは鳥類になります。
トキは、その学名「ニッポニア・ニッポン」からもわかる通り、我が国を代表する鳥ですが、明治時代にその羽毛や肉を目的とした乱獲によって、1981年には野生のものが絶滅したとされています。
わたしは〜トキ〜
仲間を〜捜してる〜
どこにいるの〜仲間たち〜
わたしの仲間〜捜してください〜
ああ〜仲間…
 …というのは、テレビアニメ「けものフレンズ」でトキのフレンズが歌った歌ですが、現実のトキの運命を知っているわたしたち日本人の心に深く染み込んでくるものとなっています。
江戸時代には、その群舞が夕焼けの空を鴇色に染めたといわれるトキですが、そのトキの色合いがサコッシュで少しは表現できていれば幸いです。

以上が、やっちゃばフェスに持っていく予定のサコッシュの一部ですが、これ以外にレギュラーのものも含めて持っていきますから、よろしくお願いします。