2014年3月26日水曜日

sacoche forのストラップはこう使う

TOMOKABANのsacoche for(サコッシュ・フォー)のロードバイク乗車時の使用感を実際のサイクルイベント(第21回 天草下島サイクルマラソン Bコース96km)で試して、とても良好な結果を得ることができました。
そこで、その際と同じ状況を再現してご紹介したいと思います。
まず、普通に襷がけにして使うだけでは以下のようになってしまいます。
サコッシュ本体が膝が当たって、ペダリングの邪魔になってしまうのです。
ちなみに、ストラップの長さは、サスペンダーを本体の右上端で留めた状態のものです。
バックルで調整して、ストラップを最も短くしてみます。この足をついた状態ではそうではないものの、実際にサドルに跨がって前傾姿勢をとると、やっぱり微妙に膝に当たってしまいます。
そうならないように本体を背中に回しても、いつの間にか元に戻ってしまうので困ってしまいます。
そこで、こうします。
余ったストラップの先を右手で持ち、サスペンダーを中折れさせ開き、左手は背中に回した本体の左下を掴んで手前に引き寄せます。
サスペンダーを、本体の左下端に留めるのです。
本体にはマチがないし、中になにか入れていてもここになら留められそうですね。
すると、こうなります。
真後ろから。
横からだと、こう。
ビクリとも動かないし、乗り降りの際にサドルに引っかかるようなこともありません。
正面から見ると、こう。
きれいにクロスして、クロスストラップの役割を果たしているのだとわかります。
いかがでしょうか、こんな使い方。

これはロードバイクでの例で、シティサイクルやクロスバイクといった前傾姿勢がさほどきつくないものでは、こうまでしなくてもいいかもしれません。
(Written by TOMOKABAN)