今回、撮り下ろしたばかりの新しい写真も交えて、サスペンダークリップとそれを使ったTOMOKABANのsacoche for(サコッシュ・フォー)の使い方を改めてご紹介させていただきます。
この記事を通して、TOMOKABANのサコッシュの魅力が少しでも伝わればと願っています。
こちらが、TOMOKABANのsacoche for(サコッシュ・フォー)。
普段使いでも便利なこのサコッシュですが、自転車の時にこそその真価が発揮されます。
しかし、最も短くしても、上の画像のように太腿にまったく当たらないようにすることは出来ません。
上の画像では撮影のためサドルに跨っていませんが、実際に乗車した場合はより前傾姿勢になるためもっとサコッシュ本体が邪魔になってしまうことでしょう。
たすきがけにしたサコッシュを背中からぐるっと反対側に回し、その本体を脇の下から引き出し…
このサコッシュは、sacoche forマルチカラーのブルー+キナリ+濃赤(トリコロール)。
前から見ると、ストラップが3方向に伸びて、サコッシュ本体をしっかり支えていることがわかります。
自転車、特に前傾姿勢になるスポーツ自転車の乗車時に気になるのが、襷がけにしたショルダーバッグなどをいくら背中に回し込んでいてもやがて前の方に落ちてきてペダリングの邪魔になることではないでしょうか。
それは、サイクルロードレースの際に補給食などを入れた元来のサコッシュでもそうで、選手はそれが競技の邪魔にならないように結ぶことで短くして使用しますが、それでも膝に当たらないようにするのはかなり難しいものです。
1980年台の終わりにアメリカ・サンフランシスコで生まれたとされるメッセンジャーバッグは、信書の送達を自転車で行うためにそのバッグ本体がペダリングに干渉しないよう体幹に固定するための工夫としてクロスストラップが施されました。
そのクロスストラップを、サコッシュというシンプルなアイテムに最適化したのがTOMOKABANのsacoche for(サコッシュ・フォー)であり、それを実現したのが今回紹介したサスペンダークリップなのです。
そこで、サスペンダークリップを使ってクロスストラップが効くようにしてやると、背中側に固定されて前にずり落ちることがありません。
上の画像では、みっつ前の肩にかけて立っている画像と同じストラップ長になっています。
上の画像では、みっつ前の肩にかけて立っている画像と同じストラップ長になっています。
サスペンダークリップは、上の図の様にお辞儀させるようにすると開き、まっすぐに戻してやれば閉じます。
そのサコッシュの底部に、開いておいたサスペンダークリップをとりつけます。
sacoche forにはマチ(厚み)がないため、サスペンダークリップをここに取りつけることができるのです。
*上の2枚の画像は、マルチカラーの現行品とは異なるタイプのサコッシュです。
TOMOKABANのサコッシュのサスペンダークリップは、「TOMOKABAN」のロゴマークがある面を表側にして左肩にストラップをかけて使用することを想定しています。
ストラップを右肩にかける場合には、「sacoche for」のロゴマークがついた裏面を表側にすることで問題なく使用することができます。
TOMOKABANのサコッシュのサスペンダークリップは、「TOMOKABAN」のロゴマークがある面を表側にして左肩にストラップをかけて使用することを想定しています。
ストラップを右肩にかける場合には、「sacoche for」のロゴマークがついた裏面を表側にすることで問題なく使用することができます。
こうしてやれば、まるで背中に貼りついたようになってビクとも動きません。
ストラップの長さは肩から落ちないぐらいがその目安ですが、そうやって短くすると一体になっているストラップのサスペンダークリップ側が長くなってしまいます。そうなってもサコッシュ本体の位置が多少脇の方にズレるだけで、膝に当たるほど前に落ちてくることはありません。
また、サコッシュ本体が体幹に沿っているため、乗り降りの際にサドルに当たるなどのトラブルも起こりにくくなっています。
もちろん、固定されていますから、走行時に風であおられるようなこともありません。
ストラップ長は、身長150〜180cmに対応するように設定していますが、それでカバーできない場合にはお望みの長さにカスタマイズすることも可能です。
自転車、特に前傾姿勢になるスポーツ自転車の乗車時に気になるのが、襷がけにしたショルダーバッグなどをいくら背中に回し込んでいてもやがて前の方に落ちてきてペダリングの邪魔になることではないでしょうか。
それは、サイクルロードレースの際に補給食などを入れた元来のサコッシュでもそうで、選手はそれが競技の邪魔にならないように結ぶことで短くして使用しますが、それでも膝に当たらないようにするのはかなり難しいものです。
1980年台の終わりにアメリカ・サンフランシスコで生まれたとされるメッセンジャーバッグは、信書の送達を自転車で行うためにそのバッグ本体がペダリングに干渉しないよう体幹に固定するための工夫としてクロスストラップが施されました。
そのクロスストラップを、サコッシュというシンプルなアイテムに最適化したのがTOMOKABANのsacoche for(サコッシュ・フォー)であり、それを実現したのが今回紹介したサスペンダークリップなのです。
TOMOKABANのサコッシュを使って、自転車ライフをもっとエンジョイしてみませんか。