そんな投稿を拝見して、TOMOKABANのサコッシュの特徴のなかで、これまで紹介していなかったことがあったなと思いあたりました。
TOMOKABANのサコッシュのアウターは、短冊状の倉敷帆布の生地6枚をパッチワークのように継ぎ合わせたもので、それぞれの縫い代を折り込んでいることもあって、1枚布だった当初のものと較べてその厚みと剛性が高まっています。また、インナーの播州織も、当初の製品に使ったストライプのものより厚みがあるツイル生地を使ったことでしっかり感がかなり増しています。
それらのアウターとインナーを重ねてつくったTOMOKABANのサコッシュは、中にものを入れても大きな型崩れを起こさないのです。
ちなみに、上の画像のサコッシュには下のデジカメが入っています。
例えば、このデジカメ…マイクロフォーサーズ機なので本体とレンズを含めて500gほどと小さめですが、コンデジよりずっと大きい…を入れても、その重みで中ほどが大きく垂れるようなことはありません。これが薄い一重のサコッシュだと、恐らくV字になってしまうことでしょう。
電子機器に対応した緩衝材こそ使用していないものの、丈夫な倉敷帆布としなやかな播州織で、デジカメやタブレット端末といったガジェットをなかなかに守ってくれるのがTOMOKABANのサコッシュです。特にデジカメは、裸のまま入れて持ち歩いてもほとんど傷がついたりしません。
インナーの素材については、手を差し入れる部分だから手触りがいい方がと思って選んだツイル生地でしたが、そのしなやかさがIT機器にも優しかったのだと、自分たちで使ってみて初めて感じることになりました。
このことに留まらず、TOMOKABANのサコッシュについてはまだまだ語り尽きないのですが、それはまた折々に触れてご紹介出来ればと思います。