2014年4月22日火曜日

襷(たすき)がけで、いざ鎌倉!

襷(たすき)といえば、そもそもは和装の際に袖や袂が邪魔にならないようにたくし上げるためのもので、一本の紐を肩から脇にかけて通し背中で十字に交差させて使用します。
洋装が一般的となって和装があまり見られなくなってからは、駅伝などでリレーする際に斜めにかけて使う綾襷(あやだすき)の方が知られていて、「いざ鎌倉!」といった場面で襷をかける姿は映画やお芝居といった世界で見ることの方が多いのではと思います。
ショルダーバッグなどを斜めがけにすることを襷がけと呼ぶのはこの綾襷からきていて、実用的なことはもちろん、ファッションのひとつとしても取り入れられていることは皆さんご存知の通りです。
自転車の世界で襷がけに使うバッグといえばメッセンジャーバッグが知られていますが、それが今日の様に普及したのは、プロのメッセンジャー(自転車による文書などの配達を業務とする者)たちがペダリングをスームズに行うためにクロスストラップと呼ばれる紐でバッグ本体を身体に固定する工夫をしたことが大きいといえるでしょう。
そのクロスストラップをシンプルな形でサコッシュに取り入れたのが、TOMOKABANのsacoche for(サコッシュ・フォー)。
sacoche for(サコッシュ・フォー)ならば、ストラップの端のサスペンダークリップを背中に回したサコッシュ本体に留めれば、上の画像の様にズレることなく身体に固定されるのです。
TOMOKABANでは、このクロスストラップを「襷(たすき)」と呼んでいこうと考え、sacoche for(サコッシュ・フォー)のそれはもちろん、5月に発表する予定の新しいアイテムでそのことを提案したいと計画しています。
自転車に跨って漕ぎだす時に、「襷(たすき)」をかけてみると気分が引き締まる気がしませんか?